赤ちゃんと一緒に海外旅行。赤ちゃんに海外旅行保険は必要?!
2017.01.23
赤ちゃんを連れて海外旅行へ行くときに考えてもらいたいのが、赤ちゃんの分の海外旅行保険です。
日本では自治体によっては乳幼児の医療費が無料なので、あまり保険について考えたことはないと思います。
しかし、乳幼児を連れて海外旅行へ行くときは、たとえ短期間の旅行でも海外旅行保険に加入することをお勧めします。
自分の子供が海外で体調を悪くしたのであれば、すぐに病院に連れて行ってあげたいですよね。
海外では日本と違って医療費が全額負担です。治療費が高額になることもありますから、そのようなことに備えて海外旅行保険には確実に加入しておきましょう。
生後間もない赤ちゃんでも加入できる海外旅行保険は?
「赤ちゃんでも海外旅行保険に加入できるの?」という質問を見かけます。
確かに一部の保険会社では加入条件を「生後6ヶ月から」としており、生まれて間もない赤ちゃんは加入できません。
一方で、損保ジャパンや三井住友海上火災保険などでは生後間もない赤ちゃんでも加入できるよう、年齢制限の下限を定めていません。
保険会社 | 生後6か月以内の加入 | 詳細や申込み |
---|---|---|
損保ジャパン日本興亜の 新・海外旅行保険 off! |
〇 | HPはこちら |
三井住友海上火災保険の ねっとde保険@とらべる |
〇 | HPはこちら |
加入する時は、家族プラン(ファミリープラン)での加入をするといいですね。
ファミリープランだと、携行品と損害賠償に関する補償を家族で共有できるので、個々で保険に加入するよりも割安になります。
お勧めの加入方法とは
さて、海外旅行保険はツアーを申し込んだ旅行代理店で一緒に加入する方も多いと思いますが、窓口経由での海外旅行保険は少々割高なことがあります。
個人的には、料金が安く済むインターネットで加入することをオススメします。
損保ジャパンや三井住友海上などでは、窓口加入に比べて40~50%近くも価格を安くしてくれますし、インターネットであれば24時間加入手続きが可能ですので、子供が寝た後の時間でもじっくり加入手続きが出来ます。
ただ、告知事項に1つでも該当すれば加入できないのでお気をつけください(ネット加入の場合は告知事項による加入制限が少し厳しめなのです)。
赤ちゃんに必要な補償は?
赤ちゃんに必要な補償は、言うまでもなく「治療・救援費用」ですね。
「治療・救援費用」は渡航先での急病やケガに対応してくれる補償で、国によっては医療費が払えることを前もって証明できないと治療すら受けられないこともあるので、この補償はもっとも重要です。
また、赤ちゃんというよりは幼児向けですが、賠償責任の補償をつけると良いでしょう。子供は予想外の動きをしますよね。もし、渡航先で何かを壊してしまったり、汚してしまった場合に備えて賠償責任の補償があるといいでしょう。
個人的見解:子供には死亡保障は不要です。
一方で、死亡補償は赤ちゃんや幼児には必要ないと私は思います。
損保ジャパンでは補償のつけ外しが出来ますから、その分だけ保険料を節約しておくといいでしょう。
ちなみに、もし子供に死亡補償をつけるとしても最高で1000万円までとなります。
保険業法では「子供の死亡補償の金額は、総額で1000万円まで」と決められていて、他の保険ですでに子供に死亡補償をかけている場合には、海外旅行保険の死亡保障をつけれないことがあります。
補足:クレジットカード付帯の保険はどうなの?
日頃からクレジットカードに付帯されている海外旅行保険を活用されている方もいると思います。
クレジットカード付帯保険には家族特約が付いているものもあり、自身の子供も被保険者になることができます。
ただ、カード会社によっては保険適用のために条件や制限があったり、キャッシュレス医療サービス(現金不要で医療を受けられるサービス)がついていないものもあるので、利用を検討されている方は必ずカード会社のHPにて条件を確認しておきましょう。