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空港で海外旅行保険に加入する人は損をしている

2017.08.18

空港の海外旅行保険

関西国際空港が、東京海上日動の海外旅行保険自動販売機のシステムをリニューアルすることを発表しました。リニューアルに伴って、従来より長い保険期間(3ヶ月未満)での契約が可能となります。

空港での加入は一見便利に感じられますが、実は空港での海外旅行保険加入にはいくつか問題点もあります。

問題点① 加入できるプランが高額なものばかり

自動販売機の海外旅行保険はプランがかなり限られています。しかも、保険料が高めな補償内容が高額なプランが中心となっています。

高額が補償がそれほど必要ない地域(アジアなど)に行く方や、保険料を節約したいという方、クレジットカード付帯の海外旅行保険の不足分を補いたい方などはちょっと困ってしまいますね。

問題点② 同じ補償内容ならネット加入の方が安いこともある

比較的高額なプランが中心の自動販売機海外旅行保険ですが、同じような補償内容であればインターネットで加入する方が保険料が安くなることが多いです。別サイトでの調べですが、平均して3〜4割も安くなるようです。
海外旅行保険の料金の相場って? | 海外旅行保険クチコミ比較

なお、インターネットで加入する場合でも出発当日まで加入手続きが可能ですので、極端な例をあげれば空港に着いてからネット加入するのでも良いのです。

問題点③ 事前にネットで加入しておけば空港に向かう途中も保険対象にできる

空港の自動販売機で海外旅行保険に加入する方は、出発直前に加入する方がほとんどだと思います。

出国前の慌ただしい時に、保険の加入手続きをするのはあまりお勧めできません。
補償内容をよく確認せずに手続きを行ってしまい、トラブルに遭って初めて「思っていた補償内容と違っていた」ということになったら大変です。

海外旅行保険は補償内容や各社プランをしっかり吟味・比較し、出発前に余裕をもって加入手続きをすることをお勧めします。
またネット等であらかじめ海外旅行保険に加入しておくと、家を出発してから空港に向かう道中も補償対象となります。空港で保険に加入するより補償範囲が広くなるので、これもお得なポイントですね。

まとめ

以上の点から、空港の自動販売機で出国直前に海外旅行保険加入するより、割安な保険料のインターネットで出発前に海外旅行保険に加入することをおすすめしたいですね。

(以下はプレスリリースからの抜粋です)

関西エアポートエージェンシー、海外旅行保険自動販売機をリニューアル

 関西国際空港で海外旅行保険を販売する関西エアポートエージェンシーは、2017年8月4日(金)、東京海上日動の海外旅行保険自動販売機のシステムをリニューアルし、機能を変更すると発表しました。
 リニューアルは9月から10月の予定となっています。

 このシステムリニューアルで、現在は31日以上の契約ができませんが、3カ月未満まで契約できるようになります。また、現金の取り扱いを停止し、クレジットカードでの支払いのみとなるほか、カスタマーカードが廃止されます。
契約内容は、保険契約証の控えが後日郵送され、契約時に登録したメールアドレスに契約内容が送付されます。


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