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火災保険、自然災害の増加で2019年にも再び値上げ!

2018.02.05

2019年中に火災保険料が値上げへ

火災保険の保険料を節約するには

保険の料率を算定している「損害保険料算出機構」が、火災保険料の参考純率を3~5%ほど引き上げる方針であることが分かりました。

損害保険各社はこの参考純率を元に保険料を設定しているため、参考純率が引き上げられることで私たちが加入している火災保険料も引き上げられる見込みです。
火災保険料の値上げは平成31年中に行われると予想されています。

自然災害の増加で火災保険料は値上げ傾向

ここ数年、台風や地震など自然災害による被害が増えています。
自然災害の発生件数自体が増えていることに加え、温暖化による台風の大型化・都市化による災害の大規模化により、今後も甚大な被害が起きる災害は増えるでしょう。
大地震の発生確率も日本全国で高まっていて、地震保険を含む火災保険の重要性が増しています。

今回オン参考純率の引き上げは約4年ぶりですが、平成27年には火災保険の35年長期契約が廃止となって35年長期契約の割引を使うことが出来なくなりました(現在は最長でも10年契約まで)。

保険契約は長期契約であるほどお得な割引が適用されるため、長期契約の廃止により実質値上げとなりました。長期契約廃止の背景には、異常気象や災害の増加により長期的なリスクを予測しづらくなっていることが挙げられています。

今後も火災保険料の値上げ傾向は続く見込みです。参考純率の改定だけでなく、保険期間をさらに短縮されることも考えられます。
消費者としては保険料の値上げは辛いですが、災害の多い日本にいる以上これは仕方ないのかもしれませんね。

値上げされても大丈夫。私たちに出来る火災保険の節約方法とは?

火災保険料は重要な保険ですが、値上げとなると家計には大打撃です。加入するなら少しでも保険料を安くしたいところですよね。

火災保険料を節約するには「必要のない補償には加入しない」ことが大切です。ご自身の住む家のリスクに沿って必要のない補償を除くことで保険料を節約することができるので、値上げによる家計への影響は少なくて済みます。
自己負担額を設定しておくと保険料をさらに抑えられますから、まだの人は検討してみましょう。

そして、火災保険に加入するときには複数の保険会社を比較することがとても大切です
複数の保険会社で見積もりを取れば、同じ補償内容で最も保険料の安い火災保険を見つけることが出来ます。もちろん保険料だけでなくサービス内容も比較できるので、納得のいく火災保険に加入することが出来ますね。

今ではネットで無料で簡単に複数の火災保険見積もりを見れるサイトもありますから、火災保険の加入や見直しを考えてる方はぜひ利用してみましょう。


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