ジェイアイ傷害火災が火災保険を完全ペーパーレス販売。代理店向け新システムをリリース。
2019.08.08
ジェイアイ傷害火災が、補償選択型住宅用火災保険「iehoいえほ」の代理店向け新システムをリリースし、見積もりから申し込みまでを完全にペーパーレスで手続きが行えるようになりました。
「いえほ」は、2018年から販売されているインターネット加入タイプの火災保険です。
補償項目をより細分化することで必要な補償だけを選択することができるようにし、割安な保険料を設計できることが加入者に好評を得ています。
参考:ジェイアイ傷害火災保険の「いえほ」が現役FPによる評価で火災保険第1位を獲得
ペーパーレス化で契約後の保険業務負荷ゼロへ!
火災保険の加入を受け付ける保険代理店は、とても大変な保険業務をしています。
保険料の領収や申込書の送付、満期案内や契約変更手続きなど、保険業務は多岐に渡ります。
火災保険を販売している保険代理店の中には本業が別にある兼業代理店も多いので(たとえば不動産屋など)、保険業務の負荷による影響は相当なものになります。
そして今回ジェイアイ傷害火災保険がリリースした「いえほ」の新システムでは、完全ペーパーレス化にしたことでこれまでの業務の負荷が大きく減るとのことです。
火災保険は、建物の構造や築年数により保険料が異なるため、契約時には建物を確認する資料が必要となりますが、新システムでは必要書類はアップロードするだけになります。
保険代理店に必要な作業はアップロードされた書類から事前に必要事項を入力するだけで、契約が成立すればその後の変更手続き等は契約者がマイページから行えるため、保険代理店側に発生する業務負荷はほぼゼロとなります。
保険代理店の業務負荷の軽減は、保険会社の重要課題!
ペーパーレス化により業務負荷が減れば、不動産会社等の兼業代理店はその分だけ本業に集中できる時間を増やすことができます。
業務負荷で保険の代理店になることをこれまで敬遠していた企業が、「保険業務負荷があまりないなら」と言ってジェイアイ傷害火災保険の代理店となるかもしれません。
代理店の業務負荷が軽減されれば、保険会社側にもこのようなメリットがあるのです。
現在は火災保険は最長でも10年まで契約しかできなくなり、また昨今の自然災害の増加で火災保険料は上昇傾向にあり、少しでも保険料を節約しようとインターネット加入の火災保険を選ぶ人は今後も増えるでしょう。
業務負荷を減らしたい保険代理店と、少しでも費用を抑えて保険に入りたい消費者の両方をニーズが満たされることで、今後「いえほ」が大きく伸びるきっかけとなるかもしれません。