ネットで契約出来る火災保険「ieho」をジェイアイ傷害が発売。新しい火災保険から見えること。
2018.04.10
ジェイアイ傷害火災保険会社からインターネットのみで契約が可能な火災保険iehoが登場したというニュースがありました。
どのような保険なのか、またこの火災保険の登場で今後の保険はどうなるのか予想してみました。
今後の予想から賢い消費者になるための方法などもお伝えします。
ダイレクト火災保険ieho(補償選択型住宅用火災保険)とは
ダイレクト火災保険iehoは、顧客のニーズに合わせて出来た、格安で最新の火災保険です。
その特徴は
・ダイレクト型
・新築・築浅ほどお得
・補償は必要な分だけ
と3つあります。
まず保険には「ダイレクト型」と「代理店型」があります。
この保険はダイレクト型で、保険会社のHPから直接申し込むことが可能です。
2つ目の特徴は、築年数による事故リスクに合った保険料率にしてあることです。
3つ目は、補償をカスタムできることです。
基本補償は、火災、破裂、爆発のみとなり、落雷、風災、水災、水漏れなどは加入者が自由に付け加えられるようになっています。
これらの3つの特徴によって、火災保険料はかなり安い水準となっています。
さらにこの保険は安いだけでなく、全ての手続きがインターネット上のみで完結出来るのが、最近のニーズにぴったり合っていると感じました。
インターネットで加入できる保険について
保険には生命保険、自動車保険、海外旅行保険など色々な種類がありますが、最近はインターネット上のみで契約までできるものが少しずつ広がってきています。
代理店での契約は、気軽に相談ができる反面、付き合いなどで加入してしまったというケースもあり、若い人を中心にインターネット上だけで契約を完結できる保険への需要が高まっています。
インターネット上だけで契約をできる保険にも色々あり、見積もりまではインターネットで行い、契約の書類は直接行うか郵送という場合もあります。
火災保険のiehoが画期的だと感じたのは、書類のやり取りも全てインターネット上で行うという点です。
書類はスマホやPCからアップロードして行うため、紙でのやり取りを一切行いません。
ペーパーレスにすることで事務コストや手間を最小限に抑えることが出来ます。
また、契約後の変更などもインターネットで行えるため、忙しい人でも時間を気にせずに行うことが可能でしょう。
最近では、自動車保険のインターネット契約が可能となってきましたが、今後は火災保険にもこの波は広がってくるかもしれません。
保険全体がインターネット主流となる時代が来る日もそう遠くはないかもしれませんね。
インターネットで保険に入る注意点
インターネットで加入できる保険が増えるのは、便利になる反面、気をつけなければいけないこともあります。
それは、加入にあたってある程度の知識が必要となることです。
保険は、自分に起こりうるリスクに備えるものです。
生活の多様化に合わせて保険商品は複雑になってきており、加入の選択肢が増えるということは、より深い知識が必要になっているということでもあります。
従来の代理店型や店舗での加入の良いところは、わからないところを相談できる点にあります。
分からない事は、従来の方法で契約し、わかるところは自分で必要な分だけ契約するなど上手に使い分けすることが賢い消費者への道になります。
(以下はジェイアイ傷害火災からのプレスリリースです)
ジェイアイ傷害火災保険、
インターネット専用ダイレクト火災保険「ieho いえほ」を販売開始(正式名称:補償選択型住宅用火災保険)
JTB グループの保険会社であるジェイアイ傷害火災保険株式会社は、必要な補償を、自由に選択することができるインターネット専用、ダイレクト火災保険「ieho いえほ」を 3月29 日(木)から販売いたします。
ダイレクト火災保険「ieho いえほ」は、住居用途のみに使用される建物、およびその建物に収容される家財を対象としたインターネット専用の火災保険です。
お申込手続きをインターネットでダイレクト化、ならびに補償を限定することによって、お手頃な保険料を実現しました。
■「ieho いえほ」の特徴:
1.インターネットから手軽にお申込みが可能
お客さまの火災保険の申込手続きにかかる手間や時間を削減するため、建物や耐震構造等を確認する資料は、インターネット(マイページ)からアップロードで提出いただくなど、お見積りから申込手続まで完全ペーパレス化しました。
これにより、資料のコピーや郵送などの手間がなくなり、より手軽に、いつでも、火災保険の申込みを行っていただけます。
2.必要な補償内容を選んで加入
補償項目がパッケージ化されている火災保険とは異なり、「ieho いえほ」では必要な補償を選んで加入できます。
必要な補償を選べるため、無駄のない合理的な保険料をご負担いただくことができます。
さらに、従来の火災保険にはない“補償項目のさらなる細分化”を行い、落雷補償や水濡れ補償などを独立化し、お客さまのニーズによりきめ細かくお応えできる商品にしました。
3.築年数に応じた保険料体系
「ieho いえほ」では、築年数に応じた保険料体系を実現いたしました。
築年数が 10 年までの物件はより安い保険料で加入が可能なリスク細分型商品になります。